

ここでは横腹の痛みの原因となる消化器系疾患、大腸がんについて詳しく説明していきます。
「がん」と言えば肺がんや胃がん、女性であれば乳がんや子宮がんなどの方が聞き慣れている方が多いと思います。しかしがんの中でも大腸がんは現在急速に増えている病気で、実は女性の方のがんの死亡率では第1位で、男女含めても肺がんに次いで2位に君臨するほど身近ながん疾患となっている病気です。これには日本の食生活が欧米化していることが大きな要因となっていると考えられています。
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どの部分のがんにおいても言えることですが、多くの場合がんでの初期症状は無症状です。何かしらの症状が出ることは少ないため早期に発見されにくいことが、がん治療が困難な理由です。大腸がんも例に漏れず、初期では無症状がほとんどです。
また腹痛などの自覚症状が出ているということは、多くの場合で病状が進んだ進行がんであることが言えます。
大腸がんも早期発見早期治療が出来れば完治できる病気ですが、癌が進行して他の臓器に転移してくると、治療はかなり難しいものになります。こうならないよう早い段階で発見、治療が出来るように定期的に健診を受けることが重要なのです。
大腸がんの治療は基本的に他のがん治療と同じで、癌の摘出手術や放射線治療、抗がん剤を用いた薬物療法です。摘出手術は体に大きく負担をかけ、放射線治療や抗がん剤治療も副作用があるので、がんの治療は険しい道のりとなるでしょう。
しかし最近は医療技術の進歩もあり、負担を出来るだけ軽減した上で回復率も高くなってきました。大腸がんは決して治らない病気ではありません。早期発見、早期治療を目指して日頃から定期的な検査を受けるようにしましょう。
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