

ここでは横腹の痛みの原因のひとつ、便秘や下痢について詳しく説明していきましょう。
便秘や下痢を含む便通でお悩みの方は、日本人の2人に1人以上とも言われていて、特に女性の方の7割に及ぶ方は便秘持ちと言われるほどです。
そんな便通障害の原因として最も多いのが過敏性腸症候群(IBS)です。
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過敏性腸症候群は腸に明らかな異常が認められないのにも関わらず、腹痛や腹部の張りなどの腹部症状と、下痢や便秘などの便通症状を来たす病気です。
男性は「下痢型」か便秘も下痢も起こす「混合型」が多く、女性は圧倒的に「便秘型」が多い傾向にあります。
他にも便秘では、排便を我慢しすぎることによるもの、大腸ポリープや大腸がんなどによって腸内が狭くなった影響によるもの、薬剤(抗コリン薬、向精神薬など)による影響などが挙げられます。
下痢の場合は、多いのが細菌やウイルス感染によるものです。細菌では病原性大腸菌による食中毒、ウイルスではノロウイルスやロタウイルスなどが挙げられます。
便秘の場合は、腸に便が溜まることによって腸内で行き場を失ったガスが膨満し、下腹部の内でも特に左側の横腹が痛むのが特徴です。
対して下痢の場合は腹部全体に不快感や痛みを感じるのが特徴です。
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